History

History of COMOTA

人にやさしいコンピュータをめざして半世紀

2000年代

“セルフサービス解禁”来店客も使いやすいシステムへ

2000年代、国内でもセルフサービスSSがスタートしました。
来店客が直接計量機やPOSを使い、お金を支払うことは、
まさに“誰でも使える人にやさしいシステム”が求められます。
コモタは、さまざまなパートナーと連携し、
SSに最適なシステム、サービスを作りだします。

いよいよセルフサービス解禁、サポート体制も強化

1998年 計量機「G-STAR」発売開始

POSとの連動性、世界愛されているギルバーコ社製計量機を日本用に最適化。セルフ給油になれていない人にも「安全性・使いやすさ」そして「耐久性」にもこだわった計量機を実現。5月には正式名称「G-STAR」が決定、正式発売となりました。

1998
G-STAR MULTI(ロープロファイル)
「G-STAR MULTI」
(ロープロファイル)
「G-STAR DUO」
「G-STAR DUO」
計量機の初出荷
計量機の初出荷
(オーストラリア)
「オートレジメイト2001U ウルトラエガオン」
5000円札環流を実現した
POS連動型自動釣銭機
「オートレジメイト2001U ウルトラエガオン」

この頃のできごと

1998
  • 消防法改正 セルフSSの解禁
1999年 セルフ向け製品を続々と発売

これまで培ってきたコンピュータ技術とネットワークテクノロジー、そしてメカトロニクス技術を組み合わせ、セルフサービスを初めて利用する来店客への“わかりやすさ”、SSスタッフの負担を軽減する仕組み、安全性への配慮など、お客さまと直接向き合ってきたからこそ実現できるシステムを続々と発表しました。

アイランド精算用フィールド・ターミナル「SF-1000」
「SF-1000」操作パネル部
操作パネル部
アイランド精算用フィールド・ターミナル「SF-1000」

操作パネルは、上から順に操作していく視覚的にもわかりやすいデザインを採用。明るい環境でも見やすい赤色LEDや聞き取りやすい音声ガイダンスなど、使いやすさにこだわっています。

計量機管理用セルフコンソール「CS-2000」
計量機管理用セルフコンソール
「CS-2000」
POSレジスター「SR-1000」
補助用POSレジスター
「SR-1000」
インターホン/監視カメラシステム
インターホン/監視カメラシステム
1999
  • 日本石油と三菱石油が合併
    日石三菱に
  • iモードサービス開始
  • 国内初の商用検索サイト
    「Yahoo! JAPAN」サービス開始
  • 大和証券が日本初のインターネット株取引を開始
2000
CTIを採用した「コールセンター」の開設

操作・障害の問合せから消耗品の発注まで全国共通のフリーダイヤルで利用できるコールセンターを川崎の総合サービスセンター(TSC)に開設。24時間365日のサポート体制を構築しました。CTIサーバと、本社・開発本部・営業本部を含む全国営業拠点を結ぶCRMシステム「FastHelp」、社内基幹システムとも連携することで、全国拠点、フィールドSEとの連携もスピーディかつ確実になりました。

コモタ総合ビジネスセンタービル

2001年に「総合ビジネスセンタービル」が完成し、お客さまへのサポート拠点としての機能をさらに向上。ネットワークセンター、計量機エンジニアリング、調達物流、コールセンターおよびサポートセンターなどのサービス部門を結集しました。

2000
  • 東燃とゼネラル石油が合併
    東燃ゼネラル石油に
  • Windows 2000 日米欧同時発売
  • Windows Me 日本語版発売
2001
  • 「Bフレッツ」本格運用開始
  • Apple 「iPod」発表
  • 「Suica(スイカ)」運用開始
2002
セルフSS向け新型計量機「G-STAR ÉCRIP(エクリップ)」
「G-STAR ECRIP(エクリップ)」

「G-STAR ÉCRIP」は、アイランド精算用フィールドターミナル「SF-1000」と一体化した計量機。 当時、業界では外設POSの表示部と操作部を分けて設置する方向に進んでいましたが、コモタは使いやすさと経済性の両方の観点から、表示部と操作部一体化を主張。後の標準スタイルとなりました。

業界標準への貢献
スピードパスに対応「SF-2500」

キーホルダーの中に小型の受信機を組み込み、計量機のスピードパスリーダーにタッチするだけ。サインレスでスピーディーなクレジットカード支払いを実現しました。

スピードパス対応「SF-2500」
スピードパス対応「SF-2500」
「スピードパス」利用シーン
2002
  • エッソ石油とモービル石油が合併
    エクソンモービルに
  • ユーロ紙幣とユーロ硬貨の流通開始

“来店客・スタッフ・経営者”みんなを笑顔に

「エガオンマッチ」
2003年 業界初となる
「両面一体型自動釣銭機」発売
セルフ端末組込型両面自動釣銭機
「エガオンマッチ」

業界で初めて1台のセルフ端末に2台分の釣り銭機の機能を組み込み、表裏両面からの利用を可能にした自動釣銭機を開発。釣り銭準備金の補充、管理面での手間を半減、省スペース化を実現しました。

2003
「ESPAC(エスパック)」
1SS専用バックオフィスシステム
「ESPAC(エスパック)」
「WAI2MAX(ワイワイマックス)」
プリペイドカードシステム
「WAI2MAX(ワイワイマックス)」

この頃のできごと

2003
  • 地上デジタル放送開始
  • アメリカでiTunes Music Store開始
  • 小惑星探査機「はやぶさ」打ち上げ
2004
高輝度カラー液晶タッチパネル搭載セルフ用外設端末
「デライト・ナビ SF-3000」

セルフサービスSSに来店される幅広いお客さまが、単に給油するだけでなく、楽しさや喜び、ワクワク感を感じていただける、そんなシステムをめざし開発したセルフ用外設端末です。カラー液晶画面にはわかりやすいガイダンス機能だけでなく、キャンペーンの案内やゲーム機能など、動画コンテンツの表示が可能になり、セルフ用外設端末の役割が大きく変わりました。同時に動画コンテンツの制作・配信も開始しました。

「デライト・ナビ SF-3000」
2004
「エガオンジャスト」
大容量BNAタイプ自動釣銭機
「エガオンジャスト」
2005
油面計「TLS-350R」
ビーダールート社との提携により実現した
油面計「TLS-350R」
2004
  • 日本で初めてのFelica対応携帯電話(iモードFeliCa)発表
  • 新紙幣発行
  • Facebook創業
2005
  • 道路関係四公団が民営化
  • 自動車リサイクル法完全施行
  • 個人情報保護法全面施行
  • 郵政民営化関連法案が成立
  • 惑星探査機「はやぶさ」 小惑星イトカワへの着陸と岩石の採取に成功